【ネタバレ注意】人生史上最高の映画
「バケモンにはバケモンをぶつけんだよ」
かの有名なホラー映画「貞子vs伽倻子」で天才霊能力者が放った名台詞です。
この映画、ホラー映画ではなく完全にコメディー映画です。ええ。
今回はこの映画について少し語りたいと思います。
リングと呪怨、夢のタッグですね。’’最恐のラスト’’とは如何に。
とりあえず大まかなストーリーを説明すると、
といった感じです。
要するに貞子&伽倻子を退治するために潰し合わせることが趣旨の映画です。
僕、リングも呪怨も観たことがないのでどちらが強いのかは全く分からないのですが、どうやらどっちもヤバい奴であることに間違いはないようなので、ハラハラしながら鑑賞していました。
ぶっちゃけ貞子と伽倻子が対峙するまでの内容は前座みたいなものなので割愛します。
そんなこんなでいよいよクライマックス。貞子と伽倻子の対決です。
貞子が勝つのか。はたまた伽倻子が勝つのか。この映画、そういった観客の予想を全て裏切り「貞子と伽倻子が合体して最強生物になり世界を滅ぼす」という結末に終わります。この展開には流石の僕も涙してしまいました。せめて闘えと。
しかも物語の構図が「合体しちゃったから倒さないと!」じゃなくて「合体しちゃったから諦めよう」なんですよね。ヒロインが「世界が終わっちゃう!」みたいなことを叫んでエンドロールです。確かに’’最恐のラスト’’ですね。
今考えてみるとホラー映画あるまじき怪しいシーンがいくかあった気がします。女子高生が頭突きでお婆さんを吹き飛ばすシーンなんか完全にコメディーですもんね。最初からコメディー映画であると分かっていればもう少し楽しめたのかもしれませんね。
「ウッソだろお前 」と思う方は是非ご覧になってみてください。山本美月が可愛いのでオススメです。
それでは。